【競艇】サメによる死亡事故があるって本当?真相を徹底調査!
こんにちは!マスターズ管理人の鶴川学です。
今回は競艇において『サメによる死亡事故』があるのか否か、調査した結果をご紹介していきます。
ご存知の通り競艇は”水上の格闘技”と呼ばれる競技。
中には海と隣接している会場もあるので、「もし落水してしまったらサメに襲われるのでは・・・?」と考える方もいることでしょう。
そんな方はぜひ、この記事を最後まで読んで疑問をスッキリ解決してみてください。
脱サラし、競艇予想家・ライターとして活動中。競艇歴は19年。様々な雑誌やWEBサイトで競艇に関するコラムを執筆する。データを駆使した予想が得意で的中率は業界トップクラス。個人の予想は12年連続で+収支を継続中。
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Yahoo!知恵袋でサメによる死亡事故について質問している人がいる
この記事を書くきっかけとなったのは、Yahoo!知恵袋に投稿されていたこちらの質問。
質問の投稿者はどうやら『サメに喰われて亡くなった』という選手がいるという噂を聞いた模様。
内容が内容なだけに、この真偽が気になりますよね。
そこで、そのままYahoo!知恵袋のサイト内を調査してみました。
調べたところ・・・
サメによる死亡事故があったといった旨の回答はありませんでした。
確かにサメによる死亡事故のニュースは見た記憶がありませんね・・・。
そもそも『サメに喰われて亡くなった人がいる』という噂の出どころも不明です。
ただ、サメではなく水中には別の脅威があることが調査の結果からわかったので、続いてはそちらの解説に参ります。
脅威となっているのはサメではなく他の生物・・・?
調査したところ、過去に以下の生き物による選手への被害があったことがわかりました。
- カメ
- ボラ
どちらも一見すると恐るほどの生き物ではないように見えますが、被害内容は想像以上でした。
ここからは、両者が選手にどのような被害をもたらしたのか紹介していきます。
カミツキガメによる事故
平成初期。
転覆した中道善博元選手が平和島競艇場に住み着いていたカミツキガメにカポック(救命胴衣)に噛みつかれて大怪我をするという事件が起こりました。
大事には至らなかったものの、新聞に大きく取り上げられるような騒ぎになったので、競艇ファンにとっては衝撃的だったでしょう。
また、福岡競艇場ではワニガメ、児島競艇場ではすっぽんが見つかっており、競艇選手にとっての身近で脅威になり得る生き物はサメではなく亀であることが伺えますね。
ボラによる事故
2011年に名人戦のドリーム戦に出場する予定だった松野京吾選手。
しかし、練習中に水面で跳ねた大きなボラと衝突し、脳震盪を起こして欠場するという事件が起きました。
珍しいニュースと思いきや、実は競艇場の水中に生息しているボラは少なくないようで、レース中にボラが跳ねてくるのはよくあるそうです。
【結論】競艇においてサメによる死亡事故は発生していない
ここまでの流れ的に察している人も多い思いますが・・・
競艇においてサメによる死亡事故は過去に1度も発生していません。
ただ、「他の生物による被害はあるのになぜサメによる被害はない?」と疑問が残る方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからはサメによる死亡事故が0件である大きな理由を紹介していきます。
サメによる死亡事故が発生していない理由①:サメは実は臆病な性格だから
気性が荒く、目に入った生き物全てに食いつきそうなサメですが、意外とサメは臆病な性格をしています。
選手が乗っているボートはエンジンによって大きく振動し轟音がするので、仮に場内にサメがいたとしても基本的に寄ってきません。
また、サメと一口に言っても人を襲う種類はほんの一握り。
これらから、そもそも選手と人を襲うサメが接触することは滅多にないため、事故が起こる可能性が限りなく0に近いと言えます。
サメによる死亡事故が発生していない理由②:会場と海は区切られているから
昭和30年代までは海岸沿いのほとんどの競艇場が海と接していました。
しかし、次第に競艇をする人口が増えて売り上げが上がり、設備は次第に充実。
その中で競艇場と海の接点はコースの一部のみとなりました。
これにより、サメに限らず水中の生物が場内に侵入するケースが激減し、選手の安全性が向上。
今後は水中生物が起因する事故はほぼ起こらないと見ていいでしょう。
死亡事故は主にレース中に発生している
死亡事故に関する話をしたので、補足でレース中に発生している死亡事故についても解説しておきます。
冒頭でも述べた通り、競艇は『水上の格闘技』と呼ばれる競技。
一歩間違えると死に直結することがあります。
レース中に死亡事故が起こることは決して珍しくはなく、これまで30名以上の選手がレース中の事故により死亡。
ボートレース協会は事故防止に努めていますが、死亡事故を0件に抑えることができていないのが現状です。
競艇の死亡事故一覧
1953年以降、レース中に事故によって死亡してしまった選手はこちらです。
氏名 | 死亡日 | 享年 | 開催場 |
---|---|---|---|
中田達也 | 2022年11月6日 | 29歳 | 宮島 |
小林晋 | 2022年1月12日 | 44歳 | 多摩川 |
松本勝也 | 2020年2月9日 | 48歳 | 尼崎 |
鈴木詔子 | 2013年11月2日 | 52歳 | 下関 |
岩永高弘 | 2010年5月14日 | 36歳 | 若松 |
坂谷真史 | 2007年2月26日 | 26歳 | 住之江 |
中島康孝 | 2004年3月28日 | 26歳 | 尼崎 |
木村厚子 | 2003年5月25日 | 38歳 | 津 |
沢田菊司 | 1996年11月6日 | 48歳 | 平和島 |
伊藤公二 | 1998年3月23日 | 55歳 | 浜名湖 |
有吉貴之 | 1997年9月4日 | 27歳 | 津 |
水野定夫 | 1993年11月22日 | 48歳 | 江戸川 |
清水正博 | 1989年1月6日 | 23歳 | 桐生 |
宮本力 | 1985年1月3日 | 37歳 | 江戸川 |
安心院信行 | 1983年1月24日 | 30歳 | 三国 |
勝股勇 | 1982年1月23日 | 38歳 | 江戸川 |
花田龍美 | 1981年8月24日 | 34歳 | 大村 |
一瀬隆 | 1978年8月14日 | 27歳 | 大村 |
筒井博利 | 1977年9月30日 | 31歳 | 若松 |
池田博 | 1973年10月7日 | 52歳 | 多摩川 |
石塚一雄 | 1972年11月12日 | 35歳 | 平和島 |
蛇山清 | 1970年11月1日 | 23歳 | 鳴門 |
中村五喜 | 1968年10月14日 | 34歳 | 唐津 |
半田弘志 | 1968年5月14日 | 29歳 | 若松 |
中居紘司 | 1965年12月23日 | 24歳 | 芦屋 |
和泉定治 | 1965年3月23日 | 40歳 | 児島 |
川添一夫 | 1965年2月22日 | 35歳 | 若松 |
大西昭 | 1963年7月9日 | 31歳 | 常滑 |
小笠原政敏 | 1962年7月25日 | 28歳 | 鳴門 |
中島常价 | 1962年1月6日 | 32歳 | 琵琶湖 |
大井手善信 | 1954年2月5日 | 20歳 | 唐津 |
横溝幸雄 | 1953年12月24日 | 34歳 | 唐津 |
西塔莞爾 | 1953年1月7日 | 29歳 | 児島 |
最も死亡した選手が少ないのは2010年代の2名。
事故を受けて運営は事故防止の強化に努めますが、競艇の人が走るという性質上、事故を0にするのは極めて難しいようです。
競艇とは切っても切り離せない死亡事故。上記の表が更新されないことを祈るばかりです。
2023年は無事故が続いていたが・・・
2023年に関しては、レース中の事故によって死亡事故は起きていませんでした。
しかし、2023年8月14日に交通事故によって『木村颯』という選手が亡くなってしまいます。
25歳という若さでこの世を去ったということもあり、競艇ファン以外の方にも衝撃が走った事故。
一競艇ファンとしてとても残念でした。
ここまで紹介した方々、改めてご冥福をお祈りします。
【競艇】サメによる死亡事故まとめ
この記事では、『競艇においてサメによる死亡事故はあるのか?』という題材について触れてきました。
結論、過去に起きたサメによる死亡事故は0件。
一部の人の間では「サメに喰われて死亡した選手がいる」と囁かれていますが、サメの実態や会場の特性上、信憑性は限りなく0に等しいでしょう。
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