【動画あり】中田達也選手が死亡!死因・田添選手に対する世間の声は?
こんにちは。マスターズ管理人の鶴川 学です。
既にご存知の方もいるでしょうが、2022年10月6日の宮島競艇にて、死亡事故が起こってしまいました。
亡くなったのは『中田達也』選手。宮島競艇における死亡事故は1954年の開設以来初めてだそうです。
今回は彼のプロフィールや成績、死因や事故に対する世間の声について紹介していきます。
脱サラし、競艇予想家・ライターとして活動中。競艇歴は19年。様々な雑誌やWEBサイトで競艇に関するコラムを執筆する。データを駆使した予想が得意で的中率は業界トップクラス。個人の予想は12年連続で+収支を継続中。
目次[表示]
中田達也選手のプロフィール
まずは、中田達也選手のプロフィールを見ていきましょう。
名前 | 中田達也 |
---|---|
生年月日 | 1993年8月30日 |
身長 | 169cm |
体重 | 54kg |
血液型 | A型 |
所属 | 福岡支部 |
登録番号 | 4802 |
登録期 | 113期 |
級別 | A2級 |
中田達也選手はやまと競艇学校の113期生で、卒業記念競走ではいきなり優勝を果たすという実績があります。
2013年11月にプロの競艇選手としてデビューしており、2021年の浜名湖競艇・開設67周年記念競争、ヤングダービーのG1では見事優勝。勝利回数496回・優勝回数7回と、順風満帆な競艇人生を歩んでいましたが、その矢先に今回の痛ましい事故が起こってしまいました。
中田達也選手は選手としての実力だけでなく人間性にも定評があり、師匠の塩田北斗選手や同期・弟子からはもちろん、報道陣からも慕われていたそうです。
通算成績
以下に中田達也選手の通算成績をまとめてみました。
グレード | 出場節数 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 優出 | 優勝 | 平均ST | 平均ST順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SG | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 |
G1 | 12 | 98 | 14 | 5.27 | 14.2% | 25.5% | 37.7% | 2 | 0 | 0.15 | 3.2 |
G2 | 4 | 28 | 4 | 6.07 | 14.2% | 32.1% | 53.5% | 1 | 0 | 0.16 | 3.1 |
G3 | 11 | 92 | 13 | 5.18 | 14.1% | 30.4% | 48.9% | 1 | 0 | 0.16 | 3.0 |
一般 | 213 | 1939 | 465 | 5.80 | 23.9% | 41.4% | 57.6% | 40 | 7 | 0.16 | 3.1 |
総合 | 240 | 2157 | 496 | 5.75 | 22.9% | 40.1% | 56.2% | 44 | 7 | 0.16 | 3.1 |
2023年の1月からは最上級のクラスであるA1級への復帰が決まっていました。デビュー当社から非凡なレースセンスを発揮していたので、恐らくA1級に復帰してからも活躍していたでしょう。彼の走りが見れなくなることに対し、残念でならないと感じるのは私だけではないはずです。
家族構成
中田達也選手には結婚した嫁と子供が2人いたようです。
過去には福岡競艇の広報誌に取材された際、愛する家族がいることを明かしています。
(福岡市)
福岡競艇場の広報誌
ボ一トビートプレス6月号で中田達也選手が紹介されていました
家族を大事にしている
優しい人柄がわかります pic.twitter.com/UrglIPrqTA— ぱきらくん (@ir9NfTerZKqUPUr) November 6, 2022
オフの時は家族サービスを忘れず、子供のお医者さんごっこに付き合うという子煩悩パパとして取り上げられていました。
奥さんやお子さんの顔写真は不明。ただ、ネット上では『奥さんは美人』『子供は小さくてかわいい』と話題になっていたので、まさに理想の家族構成だったと言えるではないでしょうか。
中田達也選手はなぜ死亡した?動画を基に死因を徹底調査
中田達也選手の死因ともなる事故は2022年11月6日に起こりました。
このレースでは中田達也選手は1コーススタート。
3週目のバック航走中までは順調かと思われた中田達也選手でしたが、3号艇の伊藤選手、6号艇の関選手との熾烈な先手争いでバランスを崩してしまい転覆してしまいました。
その後、他艇と中田達也選手が接触。直ちに救助されましたが、残念ながら中田達也選手は帰らぬ人に。
2022年11月10日の時点では死因は不明とされており、現在調査中だそうです。
過去には同様の事故で30名以上の選手が亡くなっており、そのほとんどが出血死や頭部を強打したことによる脳挫傷。恐らく、中田達也選手の死因もこのあたりではないでしょうか。
接触したのは田添選手
今回の事故において、中田達也選手に接触したとされるのが4号艇の田添康介選手です。
ただ、避けることのできなかった田添康介選手に罪はありません。
レースでは恐らく、時速60km以上のスピードが出ていたでしょう。どんな選手であれ、これだけのスピードが出ている状態で突然のアクシデントを回避することはまず不可能です。
当然、田添康介選手自身もまさか自分が事故に関与することになってしまうとは思ってもいなかったでしょう。田添康介選手も相当なショックを受けているはずですので、私は彼を責め立てることがあってはならないと考えています。
中田達也選手が死亡した際の世間の反応は?
今回の死亡事故を受けてネット上では様々な声が飛び交っています。
また、Twitterではトレンド入りしており、競艇ファン以外にも広く知れ渡る死亡事故となりました。
ここからは、中田達也選手が死亡した際の世間の反応に迫っていこうと思います。
田添康介選手に対する世間の反応
まずは、田添康介選手に対する世間の反応を調べてみました。
田添選手には今はなんて言っていいかわかりませんが、僕達は競艇場で待ってます!またみんなで目立つハンカチ持って「頑張れ康介!!」って応援させてください。#田添康介 #ボートレース #ボートレーサー #ボートレース宮島
— M (@manazo69) November 7, 2022
大丈夫かな?
田添康介さん!
メンタル#宮島競艇#田添康介 pic.twitter.com/2dKO7z3K2w— 神の子 (@boto5121) November 7, 2022
確かに。田添康介、減速しなかった?避けられなかったのか不思議。昔、埼玉支部の中澤和志が、山田豊ダンプしたせいで、故坂谷真史を、避けられずケースとは、違うような気もするが、真相は…。伊藤将吉は、見た限り悪くない思う #ボートレース宮島 #中田達也 #人生ギャンブル https://t.co/sU7rxgQ1PF
— ぶる代表 (@BURU_TEAM) November 6, 2022
Twitterでは田添康介選手の精神状態を心配する声が挙がっている一方、心ないツイートをしている方もいました。
繰り返しになりますが、避けることのできなかった田添康介選手に罪はありません。
中には『今回の事故は避けられたのでは?』といった声も挙がっていましたが、中田達也選手の落水時には大きな水しぶきが上がっていたので、視界が悪く判断が難しい状況だったという可能性も考えられます。このあたりは第三者がとやかくいう筋合いはないでしょう。
Twitterでの反応
こちらはツイッターでの反応です。
中田達也選手の献花台に手を合わさせて頂きました。中田達也選手の御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、御家族様に心よりお悔やみ申し上げます。
— 笹かまぼこ (@P9wzwNeeS34yXWo) November 8, 2022
ギャンブルやめ生活11日目。
仕事帰り、いつも通り明石海峡大橋を渡ってたら、昨日亡くなった中田達也選手が頭に浮かんだ。
中田選手は小さい子が2人いる。
明石海峡から見る垂水方面の夜景は綺麗で、家族の帰りを待つ家庭がいっぱいあるんだろうなと。
当たり前の日々に感謝しなくちゃ。 pic.twitter.com/AKYOmtD4sH— ライオンショップ (@onakaitai2525) November 7, 2022
ツイッターでは中田達也選手を弔うツイートが多数投稿されていました。中には『命・健康』にありがたみをしみじみ感じたという声も。競艇ファンであるなしに限らず、今回の事故は多くの方にとって衝撃的だったことが伺えます。
同期の反応
YouTubeでは中田達也選手と同じ113期である高田ひかる選手と西館果里選手の勝利者インタビューが公開されていました。
中田達也選手の死亡事故に対するコメントを残している訳ではありませんが、今回の一件に対して酷いショックを受けているようで、インタビュー中には声を振るわせ涙ぐんでいる様子が見て取れます。
やまと学校では同期として厳しい訓練を受ける戦友だったのでしょう。お二人には事故がないように今後も頑張ってほしいですね。
家族の反応
色々探してみましたが、今回の一件に向けた家族のコメントはヒットしませんでした。今後何か発表されるかもしれないので、引き続き追っていきます。
競艇において事故を完全に防ぐことは不可能
競艇は別名『水上の格闘技』とも呼ばれています。今回の死亡事故の一件で再認識した方も多いのではないでしょうか。ボートレーサーの中には危険な走りをする選手もいますが、相手の命を奪おうと考えている選手はいないはずです。
事故が起こってしまった宮島競艇においてはギリギリな戦いが繰り広げられていました。そして、そのギリギリな勝負だからこそ我々競艇ファンは熱狂し興奮するのでしょう。
ただ、競艇は順位を競い合うという競技である以上、事故を0にすることは不可能。次に事故が起こるのは今日または明日かもしれません。今回と同様な死亡事故がなるべく減るように、何かしらの措置を講じる必要はあるでしょう。今後の競艇界が少しでも良い方向に進むことを心から願っております。
まとめ
改めて、中田達也選手のご冥福をお祈り致します。
今回の死亡事故を受けて競艇選手は全員、一歩間違えれば命を落とすような過酷な環境で戦っていることを再認識しました。
競艇はギャンブルなので、つい舟券の行き着く末にばかり目が行きがちですが、戦っている選手も我々と同じ人間。
決して転覆やフライング等で失格になったからといって罵声や野次を浴びせていいわけではありません。
私たちが競艇を楽しめるのも彼らが生きているからこそ。競艇ファンであれば、いかなる結果であっても選手を賞賛しリスペクトしましょう。
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