競艇(ボートレース)の払い戻し金とは？過去最高額のランキングや計算方法もご紹介

こんにちは！マスターズ管理人の鶴川学です。

今回は競艇における『払い戻し』について徹底解説していきます！

払い戻しに関する疑問はこの記事一本で解決！

また、記事のまとめでは舟券購入者にとって有益な情報を掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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競艇の払戻金とは？概要や計算方法をご紹介！

まずは競艇の払戻金の概要についてお話しします。

払戻金とは、予想が当たった時に支払われるお金のこと。

また、100円の舟券が当たった際に『いくらのお金が支払われるのか』の指標としても用いられます。

例えば、レース結果に『払戻金：￥1,000』と記載されていたとすると・・・

• 100円で舟券を購入していた場合の払戻→1,000円
• 200円で舟券を購入していた場合の払戻→2,000円

となります。

払い戻しの計算方法について

舟券が的中した時に受け取れる払戻額は、レース前のオッズによって決まります。

例えばこのレース。

1-2の組み合わせの3連単には以下のようなオッズがつくことがわかります。

• 1-2-3→83.0倍
• 1-2-4→101.6倍
• 1-2-5→247.1倍
• 1-2-6→211.6倍

これらのオッズに『舟券の購入金額』をかければ払戻金額を計算することが可能。

1-2-3を100円で購入していて的中した場合の払い戻しは、83.0倍×100円=8,300円といった具合です。

払戻率が定められている

競艇をはじめとするギャンブルにおいて、それぞれ『払戻率』が定められています。

払戻率とは、売上の何%が払戻として返ってくるのかの割合のこと。還元率と言われることもありますね。

競艇における払戻率はモーターボート競争法によって決まっており、75〜80%とされています。

ただ、競艇の運営者側からするとなるべく取り分を増やしたいので、ほとんどの競艇場で定められている払戻率は75%。

生半可な予想では絶対に負ける、という仕組みになっているわけですね。

上限は2,000万円

払戻に関する豆知識。

実は競艇における払い戻しは、受け取れる上限の額が決まっています。

その上限の額は2,000万円。

仮に2,500万円を当てた場合は、2,000万円は舟券を当てた人に支払われ、残りの500万円はその競艇場側に支払われます。

舟券を当てた人からすると納得できないルールですが・・・

普通に購入していては、競艇で2000万円を超える払い戻しが飛び出すことはないので、知識として持っておく程度でいいでしょう。

払い戻しの平均を賭式ごとにご紹介！

舟券には単勝や複勝といった賭式が全部で7種類存在します。

基本的に当てるのが難しい賭式にはオッズがつきやすいので的中時の払戻は高くなり、当てるのが簡単な賭式にはオッズがつきづらいので的中時の払い戻しは低くなりがちです。

どの程度の払い戻しが見込めるのか、具体的にイメージできるようにそれぞれの賭け式における平均の払戻をまとめてみました。

最も平均の払戻が低いのは複勝。

逆に最も平均の払戻が高いのは三連単です。

金額を見ても分かる通り、賭式によって平均の払戻は大きく違います。

より高額な払戻を狙う際は、三連単で勝負するのが必須ということですね。

過去最高の払い戻しはいくら？ランキング形式で発表！

前章で各賭式ごとの平均的な払戻を紹介しました。

ただ、あくまで平均。レースによっては大きく荒れ、とんでもない払い戻しが飛び出したことがあります。

ここからは、過去にどれほどの高額な払い戻しが飛び出したのか、ランキング形式で発表。

2000年以降に高額な払い戻しが飛び出したレースがこちらです。

特徴をまとめるとこんな感じ。

• 一般戦で高額払戻が飛び出すことが多い
• 1〜7Rがほとんど
• 6号艇が勝利、もしくは舟券に絡むことがほとんど

基本的に高額な払い戻しが飛び出すのは、鉄板レースと思われていた番組が荒れた場合。

穴予想をする際は、上記の特徴を踏まえた上で予想してみていいかもしれません。

払い戻し金を受け取る場所は全部で3種類！

ここからは、実際に払い戻し金を受け取る場所を3つにわけて紹介していきます。

それぞれ見ていきましょう。

自動払い戻し機

払い戻しの受け取り方として最もポピュラーなのは、自動払い戻し機を使った方法。

的中した舟券を機械に入れるだけで、購入した金額に応じた払戻金が支払われます。

仮に間違って不的中の舟券を機械に入れたとしても、エラーなどは起こらないので、購入した舟券をまとめて入れてもOK。

自動払い戻し機はほとんどの競艇場に設置されており、好きなタイミングで払い戻し金を受け取ることができますが、第12Rが終わった直後は混みやすいので注意が必要です。

場外販売所

『場外販売所』とは、競艇場以外の場所で舟券を販売している施設のこと。

主に競艇場が近くにない地域に建てられており『ボートピア』や『オラレ』という名称で呼ばれています。

場外販売所には、競艇場と同じように自動払い戻し機が設置されているので、購入した舟券を機械に入れるだけで払い戻し金を受け取ることが可能です。

オンライン

最後に紹介するのは『テレボート』という、オンライン上で舟券を購入できるサービスでの払い戻しの受け取り方。

テレボートから舟券を購入すると、登録している自分の口座に払い戻し金を振り込むことができます。

払い戻し金を振り込むには、トップの『入金・精算』をタップ。

仮に精算の手続きを忘れていたとしても、その日の22時ごろに自動的に払い戻し金が口座に振り込まれるのでご安心ください。

舟券が返還されて払い戻し金が受け取れないことも・・・

レースによっては、払い戻し金が受け取れないといったイレギュラーが起こることがあります。

ここからは、どのようなケースに払い戻し金が受け取れないのかをご紹介。

イレギュラーが起こったとしても冷静に対処できるように、これから紹介する内容は頭に入れておきましょう。

舟券が返還されるケース

払い戻し金が受け取れない、つまり舟券が返還されるのは以下のケースです。

• 選手がフライングをした時
• 選手が出遅れた時
• 選手が欠場した時
• レースが不成立となった時

舟券代を返還してもらうには、舟券が必要になるのでレースが終了するまで捨てないようにしましょう。

なお、オンラインで舟券を購入していた場合は、自動的に自分の口座に返金されます。

舟券が返還されないケース

そのレースにおいて以下のようなイレギュラーがあった場合に関しては、原則舟券は返還されません。

• 選手が転覆した時
• 選手が落水した時
• ボートがエンストした時

これらのようなイレギュラーが起こったとしても、選手はレースには参加しているということから返還欠場とはならない点には注意。

払い戻しは行われないので、買った舟券はその瞬間にハズレとなります。

競艇の払い戻しに関するよくある質問

最後に競艇の払い戻しに関するよくある質問に対する答えをまとめていきます。

ここまでの記事の内容で払拭できなかった疑問はここで解決しておきましょう。

よくある質問①：払い戻し金の期限はいつまで？

払い戻し金は当てたその日以降でも受け取ることが可能です。

ただし、当てた日の翌日から60日間という期限が定められています。

期限を気にしないといけないのは基本的に現地で舟券を購入した人のみ。

オンラインで舟券を購入して当たった場合は、その日の22時ごろに自動的に払い戻しが指定の口座に振り込まれます。

よくある質問②：違う場所(違う会場)で払い戻しを受け取ることはできる？

払い戻し金は、他の競艇場で舟券を購入していたとしても受け取ることができます。

他の競艇場の払い戻しに対応している機械には『どこでもはらいおん』というライオンのマークが記載されているので、目印にするといいでしょう。

よくある質問③：払い戻し金に税金はかかる？

競艇を含む公営ギャンブルでは、1月1日〜12月31日までの1年間で獲得した払い戻しが50万円を超えた場合は税金が発生します。

税金を計算する際は、まずは以下を用いて税金がかかる金額を計算してください。

• 課税額＝（収入額「1年間の合計払戻金額」−経費「舟券代」−特別控除額「50万円」）÷2

上の計算式で出した金額から、払うべき税金額を求める計算式はこちら。

今年、受け取った払い戻しが50万円を超えていそうな人は、競艇の税金に関する内容も頭に入れておきましょう。

まとめ

払い戻し金の概要を理解しておけば、この舟券は購入すべき、この舟券は見送るべきといった判断材料となります。

情報を制するものが競艇を制す。

この記事で紹介した内容を頭に入れた上でぜひ舟券を購入してみてください。