競艇3連複フォーメーション完全ガイド!効率的な買い方・戦略とデータ徹底解説

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今回は、競艇の「3連複フォーメーション」を使いこなすための戦略について解説していきます。

基本から効率的な舟券の組み方、レースごとの戦略、過去データの傾向分析、モーターや選手情報の活用法、そして回収率アップのコツまで網羅的に解説します。

この記事で
わかること
競艇の3連複フォーメーションの基本
的中確率や平均配当・
3連複ボックスとの違い
「1艇-2艇-4艇」が
3連複フォーメーションで
もっとも効率がよくおすすめ!
レース条件にあわせて
買い目を調整しよう!
レースごとの適切な
フォーメーション戦略
モーターや選手の情報
活用してさらに勝率アップ!
3連複フォーメーションで稼ぐ
回収率を上げる戦略

初心者から上級者まで役立つ内容で、3連複フォーメーションで的中率と配当のバランスを最大化しましょう。

監修者
競艇予想家・競艇ライター鶴川 学(42歳)

脱サラし、競艇予想家・ライターとして活動中。競艇歴は19年。様々な雑誌やWEBサイトで競艇に関するコラムを執筆する。データを駆使した予想が得意で的中率は業界トップクラス。個人の予想は12年連続で+収支を継続中。

競艇の3連複フォーメーションの基本!的中確率や平均配当・3連複ボックスとの違いなど解説

3連複(さんれんぷく)とは、競艇(ボートレース)における舟券の種類の一つで、上位3着までに入る艇の組み合わせを着順関係なく当てる買い方です。

正式名称は「三連勝複式」で、例えば「1=2=3」という買い目は「1号艇・2号艇・3号艇が順位に関係なく3着以内に入る」ことで的中となります。

3連単(着順も当てる三連勝単式)
よりも的中させやすく、
初心者から中級者に
人気の券種です!

3連複の組み合わせと的中確率

競艇は1レースに6艇が出走するため、3連複の組み合わせは全部で20通り存在します(6艇から着順無関係で3艇を選ぶ組み合わせ数)。

したがって、単純な的中率は5%(1/20)となります。

これは2連単(約3.3%)より高く、2連複(約6.7%)より低い値で、7種類の舟券の中でも中間的な難易度です。

3連複は「当てやすさ」と「配当」のバランスが良いのが特徴で、「大穴狙いで一攫千金」といった派手さはないものの、堅実に的中を重ねて資金を増やすのに向いています。

的中確率は5%!

3連複の平均配当

3連複の平均配当はレースや展開によりますが、概ね1,000~1,200円前後と言われています。

これは高配当が出たケースも含めた平均値で、実際には本命サイド決着なら数百円程度、荒れたレースなら数千円以上と幅があります。

後述するように万舟券(配当1万円超え)になるような3連複は極めて稀で、過去には約11万円という最高配当例もあるものの、多くのレースでは数百円~数千円の配当に収まります。

そのため大量の点数を買いすぎると儲けが出にくい券種でもあります。

3連複を上手に活用するには、狙い目を絞った買い方でコストを抑え、的中率と配当のバランスを取ることが重要です。

3連複の平均配当は
1,000円~1,200円!

3連複フォーメーションとボックスの違い

3連複の買い方には大きく「ボックス」と「フォーメーション」があります。

ボックスは選んだ複数艇の組み合わせをすべて購入する方法です。

例えば、「1・2・3・4・5号艇」のボックスなら、その5艇から3艇を選ぶ全ての組み合わせ(1=2=3, 1=2=4, … 3=4=5)計10通りを購入します。

ボックスは網羅的に買える反面、自信のない組み合わせまで含めるため点数(買い目数)が増え、資金効率が下がりがちです。

一方でフォーメーションは、選んだ艇の中から役割(着順枠)ごとに候補を絞り込む買い方です。

3連複は着順を問わないとはいえ、「この艇は来る」「この艇は来ない」という予想に基づき、必要な組み合わせだけを選択的に購入できます。

フォーメーションを使うことで、
ボックスよりも点数を
減らしつつ、的中の可能性
が高い組み合わせに
絞り込むことが可能!

つまり「絞って当てる」戦略が取れるのがフォーメーションの強みです。

3連複の点数からみるフォーメーションの有効性

まずは3連複舟券の点数計算の基本を押さえておきましょう。

選択する艇数ごとの組み合わせ点数は次の通りです。

選ぶ艇数
(ボックス)
組み合わせ点数
(3連複)
3艇 1点
(その3艇の
組み合わせのみ)
4艇 4点
5艇 10点
6艇 20点
(全通り)

例えば、5艇ボックスなら10点買いとなり、仮に平均配当1,200円でも収支はほぼトントンになってしまいます。

こうした点数を絞る重要性から、3連複では2~5点程度の購入に抑えるのがセオリーです。

フォーメーションを上手に活用し、的中率を大きく下げずに購入点数を減らす工夫が求められます!

フォーメーションは
3連複において
かなり有効ですね!

効率的な3連複フォーメーションは「1艇-2艇-4艇」のフォーメーション

3連複フォーメーションで効率良く的中を狙うには、有力な艇と穴(伏兵)艇をバランスよく組み合わせることがポイントです。

おすすめの買い方はずばり「1艇-2艇-4艇フォーメーション」と呼ばれる組み方です。

これは一例ですが、軸1艇・ヒモ2艇・穴候補2艇という構成で買い目を5点に絞る方法になります。

具体的な組み方の手順は以下の通りです。

手順 やること 備考
1 軸(鉄板)となる
艇を1艇選ぶ。
「この艇なら間違いなく
3着以内に入る」と
信頼できる本命艇を1つ決めます。
インコースのS級選手や
モーター成績抜群の艇
などが該当します。
2 相手筆頭(ヒモ)と
なる艇を2艇選ぶ。
軸以外で
「高確率で3着以内に来そう」
な有力艇を2つ選びます。
実力上位の選手やコース有利な艇で、
軸に次いで信頼度が高い候補です。
3 穴候補(紐穴)と
なる艇をさらに2艇選ぶ。
残りの中で
「来れば配当アップが狙えそう
だが、入着はギリギリかもしれない」
艇を1~2艇ピックアップします。
実力や枠順で劣るものの3着なら
可能性あるかも…という伏兵です。
4 フォーメーション
を組む。
軸1艇はすべての買い目に絡め、
ヒモ2艇と穴候補2艇を組み合わせて
3艇ずつの組み合わせを作ります。
記載例としては
「軸=ヒモ=ヒモ+穴」といった形で、
最終的な買い目は5点前後に
収まります。

上記の手順で組んだ、フォーメーションの例が以下の通り。


(1着候補)
1号艇
(絶対に舟券に
絡むと信頼)
ヒモ
(2着候補)
2号艇・3号艇
(軸以外で上位に
来そうな艇)

(3着候補)
4号艇・6号艇
(上位には厳しいが
3着なら可能性あり)

上記の選択で組むと、フォーメーションは 「1=2=3=4,6」 というイメージになり、最終的な買い目は次の5通りに絞られます。

組み合わせ

1=2=3/1=2=4
1=2=6/1=3=4
1=3=6

このように「1艇-2艇-4艇フォーメーション」では、軸1艇(1号艇)を固定し、ヒモ2艇(2号艇・3号艇)と穴候補2艇(4号艇・6号艇)を組み合わせることで5点の買い目になります。

全5艇のボックスだと10点必要なところ、フォーメーションなら不要な組み合わせを外して半分の点数で買えるわけです。

補足事項

上記の例では5号艇を敢えて予想から除外しています。
「舟券に絡まない根拠」がある艇を思い切って切ることもフォーメーション組み立ての重要なポイントです。
たとえば5号艇がB2級の新人選手でモーター性能も低い場合、「来たら諦める」想定で切る判断ができます。
このように不要な艇を見極めて外すことで、点数を減らしつつ配当妙味を上げられます。

この「1-2-4フォーメーション」は本命と中穴をバランス良く狙える買い方です。

軸とヒモで堅実に的中を狙いながら、穴候補を絡めることで高配当のチャンスも残しています。

実際、3連複では本命+穴の組み合わせが的中したときに配当が跳ね上がるため、フォーメーションでも意識的に1艇は穴要素を入れると効率的です。

ただし点数を絞る分、選ばなかった組み合わせが来てしまうリスクもあります。

予想精度に自信がある範囲で絞り込み、無理はしすぎないようにしましょう。

1艇-2艇-4艇の
3連複フォーメーションが
おすすめです!

レースごとの適切なフォーメーション戦略

競艇はレースごとにメンバー構成や傾向が異なり、フォーメーションの組み方も一律ではありません。

レースの性質に合わせて買い目戦略を調整しましょう。

戦略 詳細 備考
「鉄板レース」では
点数を最小限に
インコースに絶対的な本命がいる、
実力上位が揃って波乱要素が
少ないレースでは、思い切って
買い目を絞り込みます。
たとえば軸に加えてヒモも
複数艇固定するような
買い方です。
極端な例では
「1-2固定」の3連複流し
(1号艇と2号艇が必ず
3着以内に入ると見て
残り1艇を流す)という形で、
残り4艇に流せば
4点買いになります。
軸+相手を2艇固定する
「二軸フォーメーション」
は的中すれば安定しますが、
その2艇のどちらかが飛べば外れるため、
信頼できる場合に限って使いましょう。
鉄板レースでは配当が低く
なりがちなので、購入額を上げるか
(ただし賭けすぎ注意)、
いっそ見送るのも一策です。
「混戦レース」では
フォーメーションで
柔軟に対応
実力拮抗で誰が来ても
おかしくないレースでは、
ボックスよりもフォーメーション
で予想に沿ったメリハリをつけるのが有効です。
たとえば有力候補を3~4艇選びつつ、
「来たら怖い」穴も1艇差して広めの
フォーメーションを組むなどです。
先ほど紹介した1-2-4フォーメーションは
典型ですが、混戦度合いによっては
軸を2艇設定せずヒモを増やす
(例:0-3-5フォーメーションのように
軸不在で広く拾う)
方法もあります。
予想が難しいからといってボックスで
手当たり次第に買うより、フォーメーションで
取捨選択する方が資金効率は良くなるでしょう。
ただし混戦で点数を絞りすぎると
外れるリスクも高まるため、
ある程度手広く構えるバランスが
大切です。
「荒れそうなレース」は
穴重視で高配当狙い
伏兵が多く波乱含みと感じるレースでは、
あえて穴寄りのフォーメーションで
高配当を狙ってみるのも面白いでしょう。
普段は軸にしないような中穴を
思い切って軸に据えたり、本命をあえてヒモ
に回して伏兵を絡めたりといった
大胆な組み方も考えられます。
例えば
「本命1艇+穴2艇+大穴1艇」
のような構成で組めば点数を抑えつつ
万舟券クラスの配当も期待できます。
文字通り一か八かの勝負になるため、
的中率は大きく下がる点に注意です。
大荒れを狙うレースでは、資金配分を抑えるか
他の券種(例えば3連単や高配当狙い向きの舟券)
も検討し、無理のない範囲で
チャレンジしましょう
場や条件に応じた工夫 競艇は開催場ごとの特徴や天候・水面状況
によっても展開が変わります。
例えば「イン逃げ天国」と言われるような
インコース有利な水面では1号艇を
軸固定する戦略が有効です。
一方、季節風で荒れやすい水面や
ナイターレースなどではアウトコース
の台頭も考慮し、普段は切る大外を
穴で押さえるなど臨機応変に
対応しましょう。
またSGやG1など格の高いレース
では実力通り決まりやすく、
本命サイドの組み合わせが
多くなります。
逆に一般戦や予選などは思わぬ伏兵
の台頭も起こりやすいため、
レース格によってもフォーメーションの
広さを変えると良いでしょう。

このように、フォーメーションは「広げすぎず、狭めすぎず」を状況に応じて調整するのがコツです。

予想に自信があるレースほど絞り、読みにくいレースはある程度保険をかけておく。

レース傾向を見極めて適切な戦略をとることで、的中率と回収率のバランスが向上します。

臨機応変さが
大切ですね!

過去のレースデータと出目傾向

3連複の攻略にはデータの裏付けも大切です。

過去のレース結果やオッズ傾向を知ることで、予想の精度が高まります。

ここでは3連複に関する代表的なデータと「出目」の傾向を整理します。

まず、3連複の配当傾向を把握しておきましょう。

過去の配当例から、人気順と配当の目安を表にまとめました。

人気順
(予想人気)
 組み合わせ例  配当目安
(100円)
1番人気
(本命決着)
 1=2=3 200~300円前後
(極めて低配当)
中位人気
(中穴含み)
 1=2=5 1,000~3,000円前後
(やや高配当)
最下位人気
(大波乱)
3=4=5 50,000円以上~111,220円
(史上最高)

補足事項

・本命決着(人気上位の組み合わせがそのまま来た場合)、配当は数百円程度と最低限になります。
例えば1番人気だった「1=2=3」の決着なら200円台ということも珍しくありません。
人気サイドの組み合わせは多くの投票が集まるためオッズが下がり、的中してもリターンが小さいのです。

・中穴混じり(本命+中穴の組み合わせ)の場合、配当は数千円程度まで跳ね上がります。
上表の例「1=2=5」のように、本命の1・2号艇に加えて5号艇(中穴)が入ったケースでは、オッズが一気に高くなります。
こうした配当帯は比較的狙いやすく、フォーメーションで本命と穴を絡めれば十分射程に入るでしょう。

・大波乱(低人気の組み合わせが来た場合)は万舟券以上の超高配当となります。
史上最高配当とされる2010年津競艇12Rの「3=4=5」は111,220円もの払戻金でした。
このように人気薄同士の決着では10万円を超えるケースも皆無ではありませんが、3連複ではめったに起こりません。
実際問題として3連複で万舟券が出る頻度は非常に低く、年に数度あるかないかというレベルです。

次に出目(出現する数字)の傾向についてです。

競艇ではコースによって有利不利があり、そのまま3連複の組み合わせにも偏りが出ます。

一般的にイン(1号艇)から順に内側の艇ほど舟券に絡みやすい傾向があります。

以下はコース別に見た3着以内入着率(=3連対率)の目安です。

コース
(艇番)
 3連対率
(3着以内)目安
1号艇
(イン)
約70%
2号艇 約50%
3号艇 約40%
4号艇 約30%
5号艇 約20%
6号艇
(大外)
約10%

ご覧のように、1号艇は約7割という高確率で3着以内に入る一方、6号艇は1割程度しか絡みません。

このデータからも「フォーメーションでは1号艇を軸にしやすく、6号艇を買い目に入れるか迷う」という判断につながります。

実際、多くのレースで1号艇絡みの3連複が最も売れて人気になります。

例えば1号艇が飛んだ(圏外になった)場合、その時点で人気順下位の組み合わせが成立し、高配当に直結します。

逆に言えば「インが来ない」
という読みが的中すれば
大きな配当を得られる
チャンスでもあります!

出目傾向としてもう一つ覚えておきたいのは「組み合わせの偏り」です。

競艇では1号艇-2号艇-○号艇という並びが多く、実際3連複の人気上位も「1=2=他」というケースが目立ちます。

フォーメーションを組む際も1・2号艇を軸・ヒモに据え、3番手に何を入れるかがひとつのセオリーになります。

データ的に見ても1号艇と2号艇の両方が圏外になる確率は低めで(ゼロではありませんが)、どちらかは連に絡むことが多いです。

したがって「1と2の両方を外す買い目は割り切って捨てる」判断は理にかなっています。

一方で3着候補には3~6号艇まで幅広く検討し、僅かな可能性でも押さえるかどうかを検討するのが上手い組み方と言えるでしょう。

過去データから導かれる
3連複攻略のポイントは
「内側重視で的中率確保
+穴要素をひとさじ」
です!

出目の傾向を踏まえて堅い組み合わせを中心に買いつつ、「もしもの一発」に備えて少しだけ穴目も絡める。

このバランス感覚が3連複フォーメーションで利益を出す鍵となります。

モーター性能・選手成績の活用

予想の的中率を高めるには、出走メンバーのデータ分析が欠かせません。

特に競艇特有の要素であるモーター(エンジン)性能と選手の成績は、3連複の予想に大いに役立ちます。

ここではモーターと選手情報をどのようにフォーメーションに活かすかを解説します。

競艇では各ボートに搭載されるモーターに性能差があり、毎節ごとに抽選で割り当てられます。

モーターには「2連対率」(そのモーターを搭載した艇が過去に2着以内に入った確率)のデータが公開されています。

この数値が高いモーター
はエンジンの出力や調整が良く
機力があると判断できます!

反対に低いモーターはパワー不足で伸び悩みやすく、信頼度が下がります。

選手成績では、直近の勝率や平均スタートタイミング、級別(A1・A2・B1・B2)などが注目ポイントです。

A1級のトップ選手は安定して上位に絡むケースが多く、B級の選手は実力的に見劣りするため舟券に絡む確率も低めです。

ただしB級でも地元水面に強い選手や近況絶好調の選手もいるため、総合的に判断します。

具体的に、あるレースの出走表データを例にとってみましょう。

下記は架空のレースの各艇のモーター性能と選手情報の一覧です。

枠番 (艇) 選手級別 モーター2連対率 備考・期待度
1号艇 A1級 50% 機力・腕ともにトップ級。
本命◎
2号艇 A2級 45% 安定した走りで
対抗○
3号艇 B1級 38% 平均的だが展開次第で
圏内△
4号艇 A1級 22% エンジン低調だが実力者。
伏兵△
5号艇 B2級 15% 実力不足かつ機力劣勢。
厳しい×
6号艇 B1級 18% 大外不利で苦戦濃厚。
厳しい×

このデータから、例えば1号艇は実力・機力ともに抜けているので軸決定、2号艇も有力なのでヒモに、3号艇と4号艇は次点候補、5号艇と6号艇は消し、といった判断ができます。

実際にフォーメーションを組むなら、以下のようなイメージです。

  • 軸::1号艇(A1級&高性能モーターなので鉄板級)
  • ヒモ::2号艇・3号艇(実力上位と展開次第で残りそうな艇)
  • 穴候補::4号艇(エンジン不安もA1の地力に期待)

5号艇と6号艇は予想から外し、上記のように1-2-3-4でフォーメーションを作れば「1=2=3」「1=2=4」「1=3=4」の3点買いとなります。

あるいはもう少し手広く6号艇まで穴に加えるなら前述の「1-2-4フォーメーション」と同じ形になり5点買いになります。

いずれにせよ、モーターと選手の情報を加味すれば「どの艇を買い、どの艇を切るか」の根拠が明確になります。

データに裏付けられた予想はブレが少なく、自信を持って点数を絞れる利点があります。

狙い方 詳細
モーター重視
の狙い方
たとえB級選手でも「エースモーター」と呼ばれる
高2連対率のモーターを手にしている場合は要注意です。
機力で格上を捻じ伏せて連に絡む可能性があります。
フォーメーションではそうした選手を穴候補に入れておくと、
高配当獲得に繋がることがあります。
逆にA1級でもモーターが明らかに低調なら評価を下げ、
ヒモではなく穴扱いに留める判断も必要です。
選手の調子・実績
重視の狙い方
節間の得点率トップ争いをしている選手や
当地勝率が高い選手など、ノリに乗っている選手は
多少外枠でも警戒が必要です。
そうした選手はデータ上は穴でも実力的には軽視できず、
フォーメーションで押さえておく価値があります。
また地元の記念レースで気合が入っている地元選手など、
モチベーション面も含めて把握できるとベターです。

このように、モーター×選手の分析で「軸・ヒモ・穴」の根拠を固めることが、的中精度アップに直結します。

事前に出走表を確認し、各艇のデータを書き出してみると、自ずと買い目のイメージが見えてくるでしょう。

データ分析に慣れてくれば
「このフォーメーションでいける」
という組み方がはっきりと
浮かび上がるようになります!

回収率を向上させるための実践的手法

最後に、3連複フォーメーションで回収率(トータルの収支効率)を向上させるための実践的な手法をまとめます。

競艇の控除率は約25%で、闇雲に買えば長期的には損をします。

賢く戦うには資金配分や戦略にも工夫が必要です。

以下の表に代表的な手法とメリット・デメリットを整理しました。

戦術・手法 内容・狙い メリット 注意点・デメリット
買い目を絞る
(フォーメーション活用)
データと予想に基づき
必要最小限の組み合わせ
だけ購入する。
例:1-2-4
フォーメーションで
5点以内に。
購入点数と投資額を
抑えられ、的中時の
回収率が高まりやすい。
絞った箇所が外れると
不的中になるリスクが上がる。
自信のあるレース選びが重要。
穴艇を織り交ぜ
高配当狙い
フォーメーションに
人気薄の艇を1艇入れておく。
本命サイド的中でも
適度なオッズ確保、
波乱時は大幅プラス。
波乱含みの決着でも
取り逃さず、
ヒット時に大きな
利益。
少ない点数でも
万舟券が狙える。
穴を入れた分
的中確率は下がる。
長期間当たらない
可能性もあるため、
資金管理と我慢が必要。
資金管理術
(ココモ法など)
外れたとき次のレース
で賭け金を増やす
「投資法」で負け分を
回収する。
3連複の的中率を活かし
連敗をカバー。
最終的に一度当たれば損失を
まとめて取り返し
利益を出せる可能性がある。
連敗が続くと賭け金が
急増し、資金が尽きる
リスク大。
控除率の壁もあり
必勝ではない。
予め損切りラインを
決める必要。
レース選びを
厳選
勝負するレースと
見送るレースを明確にする。
自信のあるレースに
集中投資し、不確実な
レースは購入額を
抑えるか買わない。
的中精度の高いレース
だけ戦えるので、
無駄な投資を減らし
収支の安定化が図れる。
購入機会が減る。
見送ったレースで
「買っていれば当たっていた」
ケースも起こりうるため
割り切りが必要。
ストレス管理も重要。

これらの手法を組み合わせて実践することで、3連複フォーメーションの回収率向上が期待できます。

特に「いかにムダな舟券を買わないか」が回収率アップの肝になります。

先述の通り3連複は平均的な払戻金が低めです。

例えば100円ずつ5点買えば計500円の投資ですが、本命決着で配当300円なら的中しても200円のマイナスです。

こうした事態を避けるには、低配当が予想される買い目は見送るか、あるいは点数をさらに絞る必要があります。

当たったのに
トータル負けている
という状況を減らすこと
が重要です!

一方で、定期的に中配当~高配当の的中を拾えれば収支はプラスに転じます。

フォーメーションで穴目を少し絡めておけば、10レースに1回程度中穴ヒットするだけでもトータル回収率は大きく改善します。

資金管理では無理のない範囲でのベット増減を心掛け、「取り返そう」と熱くなりすぎないことが鉄則です。

ココモ法のようなマーチンゲール系戦術は魅力的に映りますが、そのレースのオッズや展開予想を無視して機械的に投資すると危険です。

やるにしても十分な資金と覚悟がある場合に限定し、基本は各レースごとにベストと思えるフォーメーションを冷静に買う方が健全です。

回収率アップの鍵は
「選択と集中」ですね!

予想に基づいて買い目とレースを選択し、そこに資金を集中する。

闇雲に点数を増やしたり全レース購入したりしないことで、的中した際の利益をしっかり確保できます。

勝負どころを見極めてメリハリのある舟券戦略を取っていきましょう。

よくある質問と回答

最後に、競艇3連複フォーメーションに関連する良くある質問に対して回答していきます。

競艇の3連複フォーメーションとボックスの違いは何ですか?

ボックスは選んだ艇同士の組み合わせをすべて買う方法で、フォーメーションは予想に応じて必要な組み合わせだけを選んで買う方法です。

ボックスは網羅的に買える反面、不要な点数まで買うことになりがちです。

フォーメーションは「この艇は来る」「この組み合わせはいらない」というように取捨選択ができるため、少ない点数で効率よく狙えるメリットがあります。

ただし絞り込みすぎると的中を逃すリスクもあるので、予想精度に応じて使い分けましょう。

3連複は何点買うのが理想でしょうか?

レースにもよりますが、2~5点程度に絞るのが一般的にはおすすめです。

実際、的中しても配当が低いケースが多いため、点数を増やしすぎるとトリガミ(的中して損)になりかねません。

少ない点数でも自信が持てる組み合わせを選ぶことが理想です。

典型例として「1艇-2艇-4艇フォーメーション」の5点買いがバランスの良い目安になります。

ただし、どうしても絞り切れない場合は無理せず6~7点買うこともありますが、その際はオッズと相談して資金配分するなど工夫しましょう。

3連複フォーメーションは初心者にもおすすめですか?

はい、基本的な仕組みを理解すれば初心者でも活用できます。

むしろ闇雲にボックスで点数を増やすより、フォーメーションで「狙い」を持って買う練習をすると予想力が身につきやすくなります。

ただ、競艇初心者の場合はまず各コースの特徴や選手の実力差など基礎知識を付けることが先決です。

それらが分かってくると「このレースは1号艇が堅そうだから軸」「この選手はそろそろ一発ありそうだから穴に」といった判断ができるようになります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、少額で試しながら感覚を掴んでいきましょう。

3連複で高配当を狙うにはどうすれば良いですか?

高配当(万舟券クラス)を狙うなら穴艇を絡めることが必須です。

具体的には、フォーメーションの中に人気薄の艇を1艇以上入れておくことです。

本命サイドだけではどうしても配当は低くなります。

例えば「1=2=5」や「1=4=6」のように、一見難しそうな組み合わせをあえて入れてみます。

もちろん的中率は下がりますが、ハマれば配当は跳ね上がります。

また、高配当狙いの場合はオッズを見て投資配分を調整するのも手です。

例えば万が一来れば100倍以上つきそうな組み合わせにだけ100円、他は200円ずつ、といった具合に配分すれば、万舟券が当たったときの利益を最大化できます。

ただ、高配当狙い一辺倒では的中から遠ざかり資金が尽きる恐れもあります。

高配当狙いの舟券と本命狙いの舟券を組み合わせるなどバランスを取ると良いでしょう。

フォーメーションでいう「軸」とは何ですか?

「軸」とはすべての買い目に共通して入れる艇のことです。

要するに「この艇が来なければ当たらない」と決め打ちする最重要艇です。

3連複フォーメーションでは通常1艇、場合によっては2艇を軸とします。

軸に選ぶのは勝率の高い信頼度抜群の艇で、一般的には1号艇や実力トップ選手が該当します。

軸を決めることで買い目を大幅に減らせますが、その艇が着外になるとすべて外れるため、軸に相応しいか見極めることが大切です。

「軸不動」と思える艇がいるレースではフォーメーションの精度も格段に上がります。

まとめ:3連複フォーメーションを攻略!

競艇の3連複フォーメーションは、上手に使えば的中率と配当のバランス良く楽しめる買い方です。

基本はイン有利のセオリーを踏まえつつ、データ分析と予想力で軸・ヒモ・穴を見極め、必要最小限の点数に絞って購入することがポイントです。

重要なポイントを振り返ると以下のとおりです。

  • 的中率5%の券種なので闇雲に手を広げず、狙える組み合わせだけを買う
  • 1艇-2艇-4艇フォーメーションを基本形に、本命+穴のバランスを取る
  • イン有利や選手実力などデータに基づき軸候補を決める
  • モーターや選手調子も考慮して舟券に絡まない艇を大胆に切る
  • 少点数でも高配当を拾える組み合わせを忍ばせて回収率アップを狙う

以上のような戦略が有効です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、実際に予想して舟券を買ってみると徐々に感覚が掴めてきます。

3連複フォーメーションは経験を積むほど上達する買い方でもあります。

レースごとの傾向を学び、データ分析に慣れてくると、「ここはこのフォーメーションで勝負」という判断が素早くできるようになるでしょう。

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